■膨大な信用創造を行った銀行

2006年07月27日

 日本の経営風土ではアメリカのように敗者復活など望むべくもありません。
日本のビジネス戦士は一度失敗したら二度と立ち上がれなくなるのです。
創造的破壊というと何か聞こえは良いのですが、こうした融資制度の日米間の「風土が違う」と言っても良い根本的な違いを認識しようともせず、変えもせずに口先ばかりで勇ましいことをいっても、一向に構造改革も日本経済の復活も望めるはずがありません。日本経済復活の主役であるはずのビジネス戦士に、ただ痛みばかりを強いることになるのです。
 しかも、バブルを造り、崩壊させた原因も日本の銀行制度が大きく関わっています。それは銀行による信用創造です。
 ちなみに、二〇〇一年末の銀行全体の貸出残高は四八八兆円でしたが、銀行が保有していた現金と日銀当座預金はその約四%に過ぎなかったそうです。逆にいえば、銀行は全体として自らが持っていた現金と日銀当座預金の約二六倍の貸出を行い、約三二倍の預金を受け入れたり、創り出したりしたわけです。
 戦後初めての本格的なデフレ不況、経済と政治は混乱に陥っています。すでに議論を尽くし、打てる手は打ったにも拘わらず、一向に改善の兆しもなく悪化するばかりに見えるこのデフレ不況を乗り切るには、今までの考え方とはまったく違う発想と新しい解決方法を思い切って採用する必要があると思います。

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「可処分時間」がデフレを解決する | | Comment (0) | Trackback (0)

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